着付け教室【衣と帯】・お仕立て工房【針と糸】|幸田町(岡崎・蒲郡・西尾)着物のお直しも

道具に頼らず、鏡に頼らず、手の感覚できものをまとう。母から子へ受け継がれてきたきものの着方教室です。

2018年09月11日 14:18  カテゴリ:お仕立て

洋服生地で着物を仕立てました。

9月は単衣の着物を着る季節ですが、最近では気候の変化に伴って 麻等夏着物を着るのは普通のこととなってきました。

それでもやはり 麻を着るなら秋口の季節を感じる様な色味、例えば濃い色味を選べたら良いと思います。

残念ながら私は薄い色の麻の着物しか持っていないので、そんな時に活躍しそうな薄手の綿の洋服生地で着物を仕立ててみました。



こんな布です。

色味は秋口に相応しい雰囲気ですよね。

あとは実際着てみてどうかです。

これは実験の様なものです。

着心地の良さが実証されれば、皆さんにオススメ出来ますものね!



さて、こちらは衿付けの写真。

着物の着やすさは、その人に合った寸法はもちろん、衿付けの善し悪しが大きいポイントを占めます。

折り紙の様に平らな和服ですが、衿まわりは身体の丸みに沿って美しいカーブを描きます。

これが出来るのは 日本国内の手縫いの着物だけ。

ミシン縫製や海外縫製には難しいと思います。

さて、完成して早速、朝から夜まで1日着て過ごしてみました!



感想としては、気温30度を越す日でしたが、薄手の綿なので風が通り、わりと涼しく快適でした!

ただ、難点としては、薄手だからか 着る時にシワが寄りやすい、ということが挙げられます。

写真を見て頂いても 帯の上にシワが・・!

普段着なので そこまで気にしないですけどね(o^^o)

これから 他にも色々な洋服生地で試して皆さんにお伝えしたいと思います!



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